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ネットで一時期話題になっていた、肌のくすみ・黒ずみを解消する重曹。

その効果は本当にあるのかどうか説明していきます。

重曹とは?

重曹とは炭酸水素ナトリウム/重炭酸ソーダのことで、料理のふくらし粉やコンニャク凝固剤、胃薬の成分として使用されてきました。

水溶液はpH8.2と弱いアルカリ性を示し、粒子が大きくて水に溶けにくいため、鍋の焦げ落としなどクレンザー(磨き粉)や歯磨き粉として利用されることもあります。

重曹を使った美白マッサージ剤とは?

一時期、ネットで主婦の方が重曹を水に溶かしてマッサージすることで、黒ずみや肌のくすみを取るといった情報を公開し、重曹は非常に安く手に入ることからも話題になりました。

重曹を使った美白マッサージ剤とは実際には、「石鹸に似たもの」となります。

石鹸には工業金属用など色々な種類がありますが、私達が普段の生活で使ういわゆるカラダ用石鹸は、脂肪酸ナトリウムのアルカリ塩が主成分となっており、水に溶かすとアルカリ性を示し、

このアルカリ性が皮膚を溶かす成分であるため、肌の洗浄効果があるわけです。

 

重曹の水溶液もナトリウム塩によるアルカリ性なので、石鹸と似た皮膚の洗浄効果が得られるわけですね。

また、重曹は水に溶けにくく粒子が大きいので、スクラブのような摩擦効果が得られるので、洗浄効果は比較的高くなります。

 

つまり重曹で作った美白マッサージというのは簡単にいうと

手作りのスクラブ石鹸で洗っている

ということになります。

重曹で作ったクリームは黒ずみを治すことは出来るの?

さて本題である重曹クリームによるマッサージは肌の黒ずみを治すことが出来るのかどうかです。

結論から言うと、

  • 角質による肌のくすみ除去効果は期待できる
  • メラニン色素沈着による黒ずみを治す効果は無い

ということになります。

勘違いしやすいのですが、「肌のくすみ」と「肌の黒ずみ」は別物です。

肌のくすみとは、特に肘・かかと等、長期間あまり石鹸で洗わずにいると角質・垢が肌外部に溜まることで、肌本来のピンク色が見えにくくなって灰色っぽくくすんでくるものです。

一方、肌の黒ずみは、このサイトでも繰り返し説明しているように、メラニン色素が肌内部で沈着して起こるものです。

 

既に説明したように、重曹クリームによるマッサージは石鹸で洗っていることとあまり変わりませんので、角質や垢が溜まっておこる「くすみ」には効果が期待できます。

ただ、重曹はスクラブ石鹸でこするようなものなので、肌の摩擦によるメラニン色素生成を促進させてしまう可能性が高いので、こすり過ぎに注意しなければいけません。

とはいえ、石鹸と効果としてはほぼ同じですので、素人が自作した重曹石鹸よりも、きちんとしたメーカーが販売している石鹸で洗うことをオススメします。

肌内部で沈着したメラニン色素による黒ずみは、いくら肌外部を石鹸で洗っても取り除けないので、重曹を使って治すことはできません。

皮膚科の先生が判断する、重曹の黒ずみ除去効果の有無は?

東京警察病院 医師 澤田彰史先生が、スキンケア系の記事で重曹を使った黒ずみ除去効果についてコメントをされていましたので紹介いたします。

先生による皮膚科医学的に見た重曹の効果について下記のようにコメントされています。

「重曹は食品としても使われて、温泉の水の成分にも含まれるので人体に害はありません。

非常に弱いがアルカリ性水溶液になるため、石鹸で洗ったように古い角質が取れて一時的には肌がツルツルした感じになるかも知れません。

しかし、重曹の洗浄力の源は粒子による研磨なので、皮膚に過度の摩擦を引き起こして、慢性炎症によるメラニン色素生成の恐れがあります。

黒ずみ対策などのスキンケアアイテムとしては使用しないほうが良いでしょう」

重曹クリームの作り方

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黒ずみを治すアイテムとしては使用できませんが、安く手軽に自作石鹸が作れりたい方もいらっしゃると思いますので、作り方を紹介します。

作り方は簡単で、スーパーなどで売っている市販の重曹(数百円程度のもの)を水と混ぜてペースト状にするだけです。

1回分の分量としては、重曹大さじ1杯に水大さじ3杯くらいです。

重曹ケアのやり方

かかと等、角質が分厚く固くなっているなと気になるところに塗って円を描くように優しくマッサージしましょう。

あとは水やお湯で洗い流すだけです。

使用後は角質が取れて肌が敏感になっているので、保湿クリームなどで潤い補給をしてあげてください。

繰り返しますが、あくまでも角質が分厚くなっている部分のみに使用してください。

脇やデリケートゾーン、乳首などのように角質がほとんどたまらない部分に使用すると肌への摩擦で黒ずみが促進されてしまいます。