肘は比較的、他の部分に比べて皮膚が厚くて丈夫なのですが、脇の下やデリケートゾーンよりもかなり外部からの刺激にさらされる場所ですよね。

また半袖シャツは真冬以外はジャケット下に着たりするので、結構一年中、人目にさらされるのが肘だったりします。

ananなどの女性誌のカラダ特集などでよく見かけますが、肘が黒ずんでいる女性は男性からの印象も非常に悪く、

「不潔そう・洗っていなそう」「年老いて見える」などととても不人気なのだそうです。

ここではそんな肘の黒ずみがどのように起こっているのかを説明していきます。

まず肌の黒ずみ・色素沈着のメカニズムを知ろう

そもそもなぜ肌の黒ずみや色素沈着が発生するかを理解しましょう。

肌の黒ずみを一言で言ってしまうと、

肌の角質層の中で生成されたメラニン色素が、体外に排出されずに沈着した状態

といえます。

メラニン色素という言葉はかなり一般的ですよね。日焼けをした際に肌が黒くなるのはメラニン色素の働きによるものです。

メラニン色素は肌への継続的な刺激によって生成される

メラニン色素というのは黒ずみ・シミ・そばかすの原因ともなりますが、そもそもは肌を保護するために生成されます。

メラニン色素を含んだ表皮細胞のおかげで、紫外線が皮膚の奥深くまで届くことがなくなり皮膚がんが起こりにくくなります。

このメラニン色素は日焼け(紫外線)以外にも、継続的な肌への刺激によっても生成されます。

⇒メラニン色素についての詳細はこちらの記事

肘に関しては、比較的、皮膚が厚くて刺激に強い部分ではあるものの、普段の生活において非常に刺激を多く受ける部分ですのでメラニン色素もそれだけ多く生成される部分となります。

肌内部のメラニン色素を排出するのがターンオーバー

日焼けをして肌が黒くなっても、しばらく日光にあまり当たっていないと、少しずつ肌の色が元に戻っていきますよね?

これはターンオーバーという肌の再生機能によるものです。簡単に言うと「新陳代謝」ですね。

肌は何層もの角質層・基底層・真皮によって形成されていますが、ターンオーバーによって、

爪と同じように深い所から徐々に徐々に上に押し上げられていき、一番上の角質層が垢となって体外に排出されます。

最も深い真皮が、一番上まで上がってきて角質層として体外に排出されるまでの期間をターンオーバー周期と呼び、

20〜30代女性で平均的には28~33日間程度と言われています。

肘(ひじ)の黒ずみの原因

頬杖(ほおづえ)をついていることが多い

膝の黒ずみで悩み女性は保育士さんや保母さんに多く、それは膝立ちを頻繁にするからだと別記事で説明しましたが、

肘(ヒジ)も例外ではなく、頻繁にほおづえをついて、体重をヒジにかけたりしていると、皮膚への刺激でメラニン色素が生成されて色素沈着が起こります。

ほおづえをついて机に座る、パソコンを使う時に常に肘が机に立って体重がかかっている、うつ伏せになって肘を立てて雑誌や本を読んだりテレビを視る、こういったことをしている間には、膝立ち同様に、肘に数十キロの体重をかかってしまいます。

肘(ひじ)がこすれるキツ目の長袖服で歩く

半袖にキツ目のジャケットなどを着て1日過ごしていると、服の内部で肘が頻繁に擦れてしまい、これでもメラニン色素が生成されてしまいます。
特に、ナイロン製やポリエステル製が含まれている服だったりすると、摩擦力が高いので、それだけ多くのダメージを肘の皮膚に与えてしまいます。

 

肘(ひじ)を石鹸で洗い過ぎたり、軽石で擦ったりする

繰り返しますが、メラニン色素は肌の防御反応ですので、外部からの刺激で生成されます。

膝は皮膚が分厚くて丈夫なので、黒ずみを消そうとボディソープでゴシゴシ洗ったり、軽石やナイロンネット・ボディブラシで擦ったりすることもやりがちです。しかしこれではメラニン色素の生成を促しているだけですので厳禁です。