皮膚の黒ずみは美しい女性の身体にとって大敵ですが、おそらく最も多くの女性が経験したことがあるのが、くるぶし・かかとの黒ずみではないでしょうか。

春先からミュールやサンダルを履いて素足を見せることが多くなりますが、街中でかかとが黒ずんでいる女性はちょくちょく見かけますよね。せっかく綺麗でオシャレな靴が、汚いかかとやくるぶしのせいで台無しなんてことにも。。。

くるぶし・かかとの黒ずみはどうして出来るのでしょうか?原因を解説していきます。

まず肌の黒ずみ・色素沈着のメカニズムを知ろう

そもそもなぜ肌の黒ずみや色素沈着が発生するかを理解しましょう。

肌の黒ずみを一言で言ってしまうと、

肌の角質層の中で生成されたメラニン色素が、体外に排出されずに沈着した状態

といえます。

メラニン色素という言葉はかなり一般的ですよね。日焼けをした際に肌が黒くなるのはメラニン色素の働きによるものです。

メラニン色素は肌への継続的な刺激によって生成される

メラニン色素というのは黒ずみ・シミ・そばかすの原因ともなりますが、そもそもは肌を保護するために生成されます。

メラニン色素を含んだ表皮細胞のおかげで、紫外線が皮膚の奥深くまで届くことがなくなり皮膚がんが起こりにくくなります。

このメラニン色素は日焼け(紫外線)以外にも、継続的な肌への刺激によっても生成されます。

⇒メラニン色素についての詳細はこちらの記事

肌内部のメラニン色素を排出するのがターンオーバー

日焼けをして肌が黒くなっても、しばらく日光にあまり当たっていないと、少しずつ肌の色が元に戻っていきますよね?

これはターンオーバーという肌の再生機能によるものです。簡単に言うと「新陳代謝」ですね。

肌は何層もの角質層・基底層・真皮によって形成されていますが、ターンオーバーによって、

爪と同じように深い所から徐々に徐々に上に押し上げられていき、一番上の角質層が垢となって体外に排出されます。

最も深い真皮が、一番上まで上がってきて角質層として体外に排出されるまでの期間をターンオーバー周期と呼び、

20〜30代女性で平均的には28~33日間程度と言われています。

かかとやくるぶしの黒ずみの原因

かかとに紐を掛けるタイプのサンダルを頻繁に履く

肌への継続的な摩擦や刺激はメラニン色素を生成させて黒ずみの素となりますが、かかとの黒ずみの大きな原因の1つがサンダルの紐でしょう。

例えば、成人女性が1時間歩くと、およそ7,000~10,000歩歩くことになるそうです。通勤や通学、ちょっとしたショッピングなどに出かけるのでもトータルで1時間くらいは余裕で歩きますよね。

それだけで踵とサンダル紐の摩擦は7,000~10,000回にもなってしまうのです。

正座やあぐらで長時間過ごす

かかとではなく、くるぶしや足の甲の黒ずみの原因として、自宅で正座をしたり、あぐらをかいて座って外側のくるぶしを床に押し付けたりしていないでしょうか?

ソファや椅子などに座るだけでなく日本の家にはまだまだ床に座るのが一般的だったりしますので、注意が必要です。

石鹸で洗い過ぎたり、ボディブラシや軽石で擦ったりする

メラニン色素は肌の防御反応ですので、外部からの刺激で生成されます。

かかとの黒ずみ・くるぶしの黒ずみを消そうとボディソープでゴシゴシ洗ったり、軽石やネットで擦ったりすることもやりがちです。しかしこれではメラニン色素の生成を促しているだけですので厳禁です。

紫外線を浴びて日焼けしたままにする

素足で出かけることの多い春先から秋にかけてはかかとやくるぶしが日焼けしますよね。

足の日焼け後に、ターンオーバーを促進させるローションやクリームを使わずに何もケアをしないとメラニンが残ってしまい黒ずみになってしまいます。

気温が高くないので気づきづらいのですが、実は紫外線が一番強いのは5月だったりしますので、素足を日光に晒す季節になったら、UVケアと日焼け後の保湿等のケアはしっかり行いましょう。

 

ターンオーバー周期の乱れによりメラニン色素の肌からの除去が間に合わなくなる

ターンオーバー周期は様々な要因によって乱れてしまい、周期が長くなってしまうと日々の刺激によるメラニン色素の生成スピードに追いつかなくなってしまい、徐々に色素沈着が進行して黒ずみとなってしまいます。

ターンオーバー周期の乱れの原因は色々とありますが、かかと・くるぶしに関しては以下の様な原因があります。

  • 生理不順などによるホルモンバランスの乱れ
  • 妊娠によるホルモンバランスの乱れ
  • ボディソープでの洗いすぎなどによる肌荒れ

以上がかかと・くるぶしの黒ずみの主な原因です。

対策や治し方を実践する前に、しっかりと原因を理解しておくことは大切ですので、是非覚えておきましょう。